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「正論」はつまらない [Jリーグの問題点]

 某、元与党の代議士が、トリニータサポからのメールに応えてという形で書かれたブログの文章を読んだ。
本当に、本当に大分トリニータサポがそんなにたくさん彼にメールしたんだろうか?・・・という疑問はさておき、その内容が、はっきりいってつまらない。

 彼の祖父は早稲田大学競争部時代、箱根駅伝で将来代議士になったときのために自分の選挙区を走らせろと要求したという、無茶苦茶といえば無茶苦茶、でもそれなりに人間的なスケールを感じる人物ではあった。だから、、かの政党の中では例外的に父君も含めて敬意を評していただけに、あれは残念な文章であった。
 
 しかも、トリニータサポが「甘い」とおっしゃる。「甘い」も何も、サポーターが直接経営に関われるわけではないのです・・・。まあ、このこの発言は理解に苦しむ見当違いとしか言いようがない。


 かのブログの記事の内容とは、要するに中小企業の経営者向けのセミナーで、決まり文句のように言われるような内容に近いというのが私の印象だった。要するにいかにトリニータの経営が「無謀」であったかということ(そして今もそうだということ)が書き連ねてあった。

 まああれは、普通の中小企業の経営についてのコメントであれば、大して妥当性を欠いたものではないのだろう。しかし、仮にその論理に乗っかるとするならば、そもそも大分からJリーグ、しかもJ1を目指そうということ自体が無謀だとか「十年早い」とかいうようなことになるのではなかろうか。それだったら分からないでもない。

 トリニータの経営についても、いろいろ批判する人が大勢いるようだけど、そもそも大分くらいの規模の県にJリーグなんて要らなかったんだ、J1を目指そうとこと自体が無謀だったのだという論理なら、それはそれで論理の一貫性があって説得力もあると思う。

 「健全?」で、「身の丈」に合った?経営をするというのは、まさに規模の小さな企業経営について何か言わんとする場合は、まさに「正論」でありましょう。

でも、この「正論」というのが、タチが悪い。何しろ、これを口にする奴には誰も反論がしにくいわけなのだから。当たり前で、誰も反論できないような内容のことをとうとうと得意げに聞かされるのは苦痛で迷惑以外の何ももでもない。

 とにかく実際において、大分トリニータは、「身の丈」に合わない無茶をしてきたわけです。大分県民も、相当な無理や無茶をしてきて、それがあの国立競技場のナビスコ決勝であったわけでしょう。でも、そのチャレンジする姿勢に対して、応援を惜しまなかった人もいたはずだと思うのです。かく言う自分自身も、トリニータが「健全」で「身の丈」経営をしているチームだったら、サポーターになってはいなかったと思うのです。

 相当の「無理」や「冒険」をするからこそ、そこにロマンや「夢」を感じて、自身も無理をしてでもスタジアムに駆けつけようとか、シーズンパスを買おうかとかいう行動につながるんだろうと思う。いわゆる「意気に感じる」いうことでしょう。特に、なけなしの年金で生活している70歳代以上の大分サポにとっては、まさにそうだったことだろう。

 特にこの不況の時代、トリニータは夢であり、理不尽で思うに任せない日常を生きるための「活力」であったはず。だから、大分県民も県出身者も「無理」を承知で応援してきたという側面もあったと思う。
 
「企業」である限り、「経営」はついて回ることだと思うが、プロスポーツチームの経営と、一般企業の「健全経営」とは同列では論じのは、それこそただの「正論」だと思う。ただの企業経営の論理だけならば、そもそもこのチームは存在すべきでなかった・・・・そういう論理でくるなら、それはそれで説得力があるのだが。

 

 
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