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大人のルールと常識 [大分トリニータ]

ナビスコ優勝は嬉しい。
 私はJ1昇格時からのサポーターだが、県リーグ、JFL、J2時代を通して応援してきた人たちのことを思うと、今回の優勝はとりわけ嬉しくてたまらない。国立のゴール裏には「まーくん」こと故加藤雅也さんの遺影を掲げた、Kazさんの姿があって胸に迫り来るものがあった。
 このじわじわとこみ上げてくる喜びは、昨日今日サポになった人たちとは質的にも違うものだろう。今日は、とりわけ応援が手薄になるアウェイ・ゴール裏でずっと応援してきた友の顔を思いながらこの文章を書いている。かつて、ウィークデーの秋田札幌というようなゲームでは、東京から駆けつけた大分出身者二人だけで応援したこともあったという。そういう積み重ねの上に、今回の我がトリニータの初タイトル獲得もあるというのが私の認識である。
 人間とは時間的な存在であり、過去の積み重ねの上に現在がある。人間が人間でいられるのは、過去の記憶を持っているからだといってもよい。歴史を忘れて、「昔で飯が食えるか」などと言う人もいるが、それは愚かというものだろう。
 歴史的な貢献と同時に思うのが、現在の貢献だ。Jリーグはhome and away の方式になっている。今年のトリニータはホームでは驚異的な勝率を積み重ねているが、本当に強いチームになるためには、アウェイでも勝てるチームであることが必須だ。そのためにはアウェイゴール裏を守るサポーターが必要になる。大分から常に同じメンバーが来ることができない現状では、大分から遠い関東などの地方では、その地域に住む大分出身者や大分出身ではない大分サポの応援が必要である。特に週日の鹿島や静岡のゲームにホームから駆けつけるのは至難のことで、これまでも大分からは1人か2人というゲームもあった。先日、アウエイゴールでは余り見かけないお嬢さんが来て、長年アウェイで声援を送ってきた我々が彼女に煽られた。ああいう光景に出合うと情けなくて溜息が出る。
 今回のナビスコ決勝の準備においても関東のサポの中には一週間以上も前から国立競技場の場所を下見し、前日から一番に泊まり込んで場所を確保した人たちがいた。大分から一万余のサポータが駆けつけてくれるということを聞いていたからこそ、そのことに対する敬意を感じていたからこそ、アウェイのサポの責任として当然と思っての行為だと思う。
 繰り返し言うが、Jリーグはhome and awayで成り立っている。ホーム(大分)在住のサポとアウェイ在住のサポは互いの歴史を認め合わなければ、遠い先の未来も見通せないのではないだろうか。




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